年金分割制度には、2つの制度があります

実は年金分割には、2つの制度があります。

 

1、離婚等をした場合における厚生年金の分割~離婚分割 平成19年4月1日より

 

2、第3号被保険者期間についての厚生年金の分割~3号分割 平成20年4月1日より

 

両方とも、離婚によって年金が分割されるという制度ではありますが、趣旨が違いますので、混同しないようにして下さい。

年金分割と熟年離婚とは何なのか?

今までの年金制度では、サラリーマンの奥さんが専業主婦として、老後を迎えても自分の名義で受け取れる年金は、自分の国民年金のみでした。
昭和61年4月以降はいわゆる第三号被保険者制度で、自分名義の年金は、毎月払わなくても年金はもらえるようになるのですから、文句も言えないところではあります。
しかし・・・、現実的に、国民年金は満額でも(20歳~60歳まで、40年間掛け続けても)、月々7.0万円程度にしかなりません。
これでは、暮らせません・・・。そのため、近い将来生活保護を受ける女性が急増する可能性を考えて、年金分割制度をスタートさせました。
熟年離婚という言葉は、昔からありますが、それに伴って最近クローズアップされてきたわけです。