サービス残業削減対策~残業は会社が命じることができる?

  • 残業=時間外労働は適法ですか?

 法定労働時間の1日8時間を超えて労働させることを、いわゆる残業といいます。

 

残業は、会社命令でいつでもできるのでしょうか?

 

実は就業規則(10人未満の会社で作成してなければ、個別の労働契約書など)に、残業を命じることがあるなどの規定をおき、「時間外労働や休日に関する協定(通称36協定)」という協定を結んでおく必要があります。

 

労働基準法36条に規定があるため、サブロク協定と呼ばれているのです。

 

これを行ってないと、時間外労働や休日労働を命じることはできません。

社会保険料削減~雇用の契約期間で考えてみる

  • 従業員と契約期間がある場合、社会保険にいれる必要はあるのか? 

「試用期間中は社会保険に入れなくてもいいのでは?というご質問もよく頂きます。

結論から言うとこれも間違いです。

試用期間は、会社からの解雇が比較的認められるだけで(1か月前などに伝える等でOK。クビにしてはいかんですよ)
社会保険などに関しては、正社員と同じく当初から加入です。

社会保険に入れなくてもいいのは「最長:2か月以内の雇用契約を結んだ場合」です。
最長2か月以内であれば大丈夫です。

パートタイマーなどと異なり、あくまでも2か月以内限定です。
この場合、正社員の労働時間の、4分の3時間未満というような時間制限もありません。

フルタイムでも、2か月以内の雇用であれば社会保険の加入は必要ありません。

ただし、2か月を超えて雇用する場合(再契約をする場合)、例え、その後の契約が1か月や2か月でも、社会保険は加入になります。

「5人以上従業員のいらっしゃる会社様」社会保険料削減について ご相談をお待ちしております。

社会保険料削減~退職日を考える

  • 退職日はいつでもいい?

 

退職日で一番多いのは、統計をとったわけではないのですが月の末日ではないでしょうか?

しかし、社会保険料的には、「末日退社にするのが最悪」です。

実は月末の退社ですと、会社はその月分までの保険料を負担しなければなりません。

じゃあ、例えば7月30日の退社だったら?
この場合、7月分の保険料はかからないのです。

たった一日の違いですが、もし年間3~5人程度でも退社があれば、一人3万円/月とすると、毎年10万円超変わってきます。

「でも、わざわざ退職を月末の1日前にしてくれとは言えないのでは」
勿論、強制することはできません。
あくまでも目安としてという形です。

実際の運用現場では、給料の締め日が15日などであれば一番自然でしょうね。
次の給料の締め日で退職というのが、一番一般的だと思います。

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社会保険料削減~給料の幅で調整する

  • 社会保険料は平均給与?

 

社会保険を給料の平均幅で調整(標準報酬月額保険料額表)してみましょう。

この表をご覧下さい。厚生年金の額です(平成22年9月より)
(健康保険も同じ考え方)。

標準報酬月額保険料額表

社会保険料は、「ある一定の給料の幅で平均値」をとるようになっています。

例えば、従業員に支払う給料の額面39万円の場合。
左から3つ目の報酬月額では 37万円~39.5万円の幅に当てはまります。
一番左の数字では22等級 38万円になります。

つまり、給料 37~39.5万円の間であれば、階級は同じ38万円ということです。

同様に、給料33万円だといかがでしょうか?
報酬月額 33~35万円で20等級です。

33万円だと平均では一番低い左側の額です。
33~35万円の間は、全て20等級になりますので。

つまり33~35万円の給料の間では、社会保険料額は同じになるので、給料 329,999円にすれば、1等級下になるわけなのです。

図では、厚生年金だけで、月に約1,600円違いますが、健康保険も月1,800円違いますので、これだけでも 3,400円/月違ってきます。

給与をきりがいい数字で5,000円!とか1万円単位!とかにしてないでしょうか?

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社会保険料削減~昇給は夏場に

  • 昇給月はいつでもいいのか?

 

給料が「昇給する月」はいつがよろしいのでしょうか。

答えからお話ししましょうか。
7月がベストです。

しかし、結構、決算が3月末という会社さんが多く、それに伴って「昇給は4月」に行うという会社さんが多いのではないでしょうか?
実は、それは社会保険料が一番高くなるロジックにはまっています・・・。

4月に昇給した場合→ その年の9月から保険料がUPします。
7月に昇給した場合→「翌年」の9月から保険料がUPします。

1年間違います。
社会保険料が1人2,000円/月違えば、従業員10人だと、2万円/月。
1年間で24万円の違いです。
100人の会社ですと240万円!

昇給月は通常1月とか3月とか適当に決めてしまいがちですが、できれば夏場にするようにしましょう。

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