なぜ世の中的にあまり騒がれないのかわかりませんが・・・、平成22年9月から厚生年金保険料が値上げになりました。
いくら上がったというと、月々 15.704%が16.058%です。
というかパーセンテージでだされても、わかるわけがない。
例えば30万円の月給の従業員がいるとすると、47,112円が48,174円になります。
会社と従業員は折半のため、片方は531円の負担UPになります。
たいしたことない?
実は今年の3月に健康保険料も値上げされました(東京の例)。
同じ30万円の給料だと 24,600円→27,960円のUP(40歳未満の場合)。
つまり、差額 3,360円→片方の負担が1,680円もあがってます。
今回の厚生年金と合わせると 毎月2,211円の負担UPですよ。
従業員30人の会社だと、毎月66,330円のUP。
年間だと 795,960円。
なんと 80万円近くの負担UP・・・。
従業員が数百人と考えると、一千万前後になってきますね。
少子高齢化の時代、福利厚生費が上がることはあっても、下がることはありません。
10年単位でみると恐ろしい数字になってきますね。
タバコの値上げは実施されますが、福利厚生費の値上げはシラーっと、進行中なのでした。