まとめますと、LLPの特徴(メリット)は2つです。
1.契約書による自分達の自治
2.パススルー税制
ちらっと見るといいとこどりですよね。しかし当然デメリットもあります。
最大のデメリットは、当たり前ですが「会社ではありません。」もし、将来組織が大きくなり上場を目指そうと思っても、残念ながら「会社ではない以上」上場は出来ません。株式会社に組織を変更することも出来ないのです。
LLPで作っている組織や事業を株式会社にする場合は、LLPを一旦解散して、新たに株式会社を作る必要があります。
文章にすると一行ですが、簡単に言うなよという問題ですよね。今まで築きあげてきた、信用と社歴(組合暦)が、また一からのスタートです。
例えば、不動産屋さんだったら、また新設した株式会社で免許を取り直す必要があります。
不動産屋さんには、免許番号というものがあります。店先やHPを見ると、東京都知事(1)とか記載してありますよね。あれは、5年に一度更新になります。つまり、(4)とか書いてあると20年選手です。ベテランの証になります。それが全て・・・パー・・・。
つまり、会社を大きくして長く事業を行う場合はマイナスです。その場合は最初から合同会社か株式会社でスタートするべきです。
例えば行政書士と税理士同士、ライター同士で一つの雑誌を作る、会社同士のプロジェクトなどで協業する場合などに向いている組織と言えます。
★戦略的アドバイス
法人税がかからないパススルー制度をどう使うか?事業形態や業種により非常に有利になります。