起業と箱物

最近、「一般社団法人」の設立や相談を数件行ってました。
たまたま件数が重なっただけですが(笑
一般社団法人の概要、こちらのサイトにも掲載しています。
組織としては、「NPO法人と株式会社の中間」といった感じでしょうか。
以前の社団法人や財団法人は、(原則)行政から認可される必要があったため、設立は非常~~に面倒くさかったのですが(というか個人では難しい)、今は通常の会社と同じように「登記」により設立しますので、起業の形態としては「アリ」です。
基本的に営利事業を行わないのであれば(NPOのような感じ)、非課税という特典もあります(ただし、いろいろな要件がありますが)。
何かいい事ずくめのような感じがしますが、それでは、現実問題、例えば融資を受ける際にはどうなのか?
答えから言うと、あまり「おすすめしません。」
だって、「感覚的に非営利」という方向と起業して「利益を得る」という方向では、意味が反対ですもの。
資本金自体もありませんしね。つまり経済的な裏付けがない組織です。
利益を出さないと、融資の借金さえ返せません。
ですから融資などを受けて、利益を出していって、組織を大きくしていきたいのであれば、間違いなく株式会社です。
逆に、定年起業後とか、主婦の方が行う半事業形態(意味。なんとなくわかりますよね)の場合、非常に適した形態になります。
起業の「箱物」の形もいろいろあります。
事業内容や将来の展開にそって、考えてみましょう。

相対的にはお得なの?

最近よく思うこと。
それは、「その商売は相対的に儲かるのかどうか?」です。
例えば、六本木とか歌舞伎町とかで、24時間営業でやっている
お店ってありますよね。
場所も表通りだったりするので、家賃が馬鹿高かったりします。
そう、牛丼とかラーメンのチェーン店などで多い形態です。
これ、実は考えようです。
要は、大事なのは、人が1日中動いている場所
であるということ。1日中お客さんがいる立地ということです。
お店を出した場合、お昼が強いとか夜が強いとか、
お客様が多い時間帯というのがありますよね。
ちなみに、住宅地ですとお昼の方が強かったりします。
逆に言うと、その他の時間は家賃という、まったく無駄な
固定費を払っているわけです。
私の近所にバーがあるのですが、(別の店主が昼間だけ間借り
してラーメン屋をやっているお店があります。
味?まぁそこそこ(笑)本題とははずれました。
これなどは、バーは夜しかお客さんがいないので、固定費を
減らすための一案です。
でも、24時間営業で繁華街のお店って、
一日中お客さんがいるんですよね。
つまり、朝、お昼、夜、深夜と「四毛作」ができたりします。
一毛作ではなく、四毛作ですよ!
そうすると、家賃が3倍くらいしても、相対的には儲かる
可能性が高くなるわけです。
もちろん、扱っている商品や人件費にもよるのですが、
単純に家賃が高いから駄目だ!
ではないということですね。
いろいろな要素を、いろいろな角度から
考えてみる必要があります。
経営をする場合、こういった相対的にお得なのかどうか?
を見抜くセンスがあるかないかが、重要な別れ目になります。