請負と派遣の違いとは

近年、労働監督所が非常厳しくなっている問題に、請負か派遣か?
という点があります。

 

例えば、労災事故がおきた場合に、派遣だと基本的に派遣先(客先)
事業主
が責任を問われます。請負の場合は、
請負元
が責任を負います。このため、派遣か請負かを明確にして、どのような就業形態になっているのかが問われるわけです。

 

下にわかりやすく、概要を書きます。

【派遣事業の場合】

派遣会社が従業員を雇用して、客先企業の求めに応じて派遣します。その後、契約の範囲内で、その会社の指揮・命令,管理・監督のもとで、従業員を働かせる方法です。

 

★雇用主は「派遣会社」で、使用者は「派遣先」。基本的に、派遣会社・派遣先企業それぞれに安全配慮の義務があります。

 

【請負契約の場合】

例えば、情報技術などを持った会社が、製造、加工等の全部若しくは一部を引き受けて、自社の責任で完成させ、
その対価として報酬を受けるやり方です。
 

この場合、機材や工具・材料は全て自社持ちになり、例え、他社内に入って業務を行う(客先に行ってプログラミングなど)
場合であっても、その会社の指揮・命令は受けません。
例え、技術指導などの名目でも駄目です。管理・監督も受けません。つまり、
客様企業の制服や名札、朝礼・会議、タイムカードなどは、全て受けない形になります。

安全や損害に関する事は、請負った会社に責任があります。つまり、実際の現場で事故が起こっても、注文した企業は責任を負わないため、
どうしても労働者保護に欠けてくる面があり、現在は厳重に禁止されています。