国民生活金融公庫、新規融資申込み時の事業計画書です
(国民生活金融公庫資料より)。「②お取扱いの商品・サービスを具体的にお書きください。」「セールスポイントは何ですか。」
の2つの欄に対応します。
書き方 サンプル
飲食店の場合飲み放題コース(アルコール7種+フード)で飽きのこないメニュー・商品提供を心がけています。
従業員も飲食店経験者の若いスタッフが多く、店舗内の雰囲気作りや流行も考慮したカクテル・フードの提供ができます。若者・OL・
サラリーマンが賑わう立地、20坪で収容人数40~50人のゆったりとしたスペースなので、結婚式の2次会としての利用客も見込めます。
また、80インチのテレビスクリーンやダーツ類も揃えており、おもに20歳台の若者を中心に、
食事だけに留まらずイベント関係の楽しみも提供できればと思っています。
自社の立ち位置を決める3要素
1、自社の戦略
を絞りこんだ後、どのような商品やサービスを提供するのかを考えます。自社の商品が市場で勝ち位置をしめられるのが、ポジショニングです。
これが、自社のセールスポイントになりますので、非常に重要な要素になります。競合他社の中で、自社と他社との商品(サービス)との際立った違い、優位性は何かを徹底的に分析しましょう。
他社と違う、いわゆる5W2Hを考えます。5W2Hは企画書や事業計画書の基本ですが、
ビジネスプランもまったく同じです。
例えば、引っ越し業者で他社にないサービスを考えます。
「女性スタッフのみの引っ越し業者」 運ぶ主体 WHO 誰が
「高級家具専門の引っ越し業者」 運ぶ対象 WHAT 何を
「深夜専門の引っ越し業者」 運ぶ時間 WHEN いつ
「高層マンション専門の引っ越し業者」 運び先 WHERE どこで
「学割のできる引っ越し業者」 依頼者 WHOM 誰に(本来はWHY どんな目的でですが。引っ越しという行為は決まっているため。
誰に?しました。)
そして、2H(HOW どのように HOW MUCH いくらで)
となります。大型の機械で一気に運ぶため短時間で終える。そのためには、いくらかかるという専門性の構築ですね。