下取りや値引きの場合

Q:新品を販売するに当たり、お客さんが持っているものを「下取り・値引き」する場合、許可が必要ですか?
A:下取りや値引きが、お客さんに対するサービスの一環として行われる場合、許可は必要ありません。例えば、下取り代として一律いくらか値引きしますという場合、許可は必要ありません。
しかし、例えば、年式や型番等で値段をランク付けして下取りする場合は、許可が必要になります。つまり、このような下取りは、新品を売る際に、買取料金と売却する新品の代金を相殺するわけですから、古物の買取りに当たるのです。

お客さんに売った商品を買い戻して、それを他に転売する場合

A:お客さんに売った商品を買い戻して、それを他に転売する場合も、許可が必要ですか?
Q:通常はあまりないお話ですが、お客さんに売った物を、そのお客さんから買い戻す場合は、許可は必要ありません。
ただし、お客さんからさらに転売されている場合、その新たなお客さんから買い戻す時や、自社製品を売った相手以外の者から買い戻す場合、許可が必要になります。
第三者からの買い戻し等は許可が必要になるということです。

リサイクルと古物商免許

Q:電気屋ですが、中古の電化製品やパソコンを分解し、部品を販売しています。この場合、古物商の許可は必要でしょうか。
A:中古の電界製品やパソコンから部品を取り出し、その部品をそのまま販売したり、ほかの製品に作り変えて売る場合なども古物商の許可が必要です。
一方、いわゆる古紙などを購入して、まったく別の製品に作り変えて販売するなど、いわゆるリサイクルする場合、古物商の許可は必要ありません。

無償で譲り受けた古物を販売する場合も許可は必要ですか?

Q:例えば、いらなくなった子供用の玩具などを、無料で譲り受けて、古物として販売する場合、許可は必要ですか?
A:古物の買い受け、交換又はこれらの委託により、売主(元の持ち主)等に何らかの利益が生じる場合、許可が必要です。
全くの無償で引き取ってきたもの、あるいは、逆に処分手数料等を徴収して引き取ったものを売る場合は、許可は必要ありません。

フリーマーケットやネットオークションへの出品

Q:フリーマーケットやネットオークションの出品にも古物商の許可は必要ですか?
A:かなりグレーゾーンの部分です。利益を出すことを目的に仕入れした商品を販売する場合、必要となりますが、単に、自分で使用するために買ったが未使用のものや、ご家庭で不要となったものを売る場合は必要ありません。
商売として行うかどうかの違いというべきでしょう。
※繰り返しオークションを利用して古物を売買する場合、万が一にも無許可営業だということで摘発されないように古物商の許可を取得しておくことをお勧めいたします。無許可営業は3年以下の懲役または100万以下の罰金です。

海外旅行で買ったもの

Q:外国旅行に行って雑貨などを購入し、日本で売る場合、許可が必要ですか?
A:自分が外国で買ったものを国内に輸入し、売るだけでしたら、古物商の許可は必要ありません。
しかし、他の業者が輸入したものを日本国内で買い取って売る場合(商売とする場合)、許可が必要です。

古着屋経営

Q:古着屋やリサイクルショップを経営しようと思いますが、個人から直接買い取りはせず、業者から購入した古着を販売するのみになります。古物免許は必要ですか?
A:必要です。業者から仕入れている場合でも、一度消費者の手に渡っている商品ですので、古物になるからです。

許可証の返納と取り消し

古物商許可証は、次に該当する場合、返納しなければいけません。
1、引き続き6か月以上営業をしないとき
2、古物営業を廃止したとき
3、許可が取り消されたとき
4、許可証の紛失により再交付を受けた場合で、紛失した許可証を発見したとき
また、次の場合許可取り消しになりますので注意しましょう。
1、偽りその他不正な手段により許可を受けていたこと
2、欠格事由(許可を受けれない者)に該当していたこと
3、許可を受けてから6か月以内に営業を開始せず、又は引き続き6か月以上営業を休止し、現に営業を行っていないこと
4、3か月以上、所在不明であること