年金分割と財産分与とは

夫婦が結婚している間に一緒に築きあげてきた財産は、離婚するときには2人で分け合うことになります。マンション・車・電化製品・現金・預貯金・有価証券などなど、色々な種類があります。退職金もそうですし、もしも旦那さんにばれた場合、箪笥の中のへそくりもそうです。
しかし、例えば年金などは、その人のみが受け取れる権利があります(一身専属権いっしんせんぞくけんと言います)。ですから、その人固有の権利として、夫婦であってもそれをわけることはできませんでした。それが、2007年4月1から改正され、年金分割という制度になったのです。
具体的には、離婚の際に分割された年金は、元の夫に振り込まれるのではなく、直接奥さん(元の妻)の名義に入ります。また、もし、その後元の夫が亡くなっても、年金を受け取れる権利は変わりません。つまり、年金分割後は妻の権利となります。