宅建資格試験過去問 借地上の建物の賃貸 平成18年度 第14問目1肢

借地の土地の賃借と、借地上の建物を第三者に賃貸することを混同しないで下さい。
借地人が建てた借地上の建物を第三者に賃貸した場合、借地権設定者が承諾しなかったら、裁判所が許可を与えたり、建物買取請求権を与えたりする制度はありません。
第三者に賃貸するということは、借地人が借地上の建物のオーナーとして、そのまま存在しています。契約形態は変わりません。そのため、借地上に建てた建物の賃貸は、借地権の無断譲渡や転貸には該当しません。借地権設定者に無断で、借地上の家の賃貸をすることもできます。
過去問
Aは、Bの土地を借地して木造住宅を建て、当該住宅をCに賃貸していた。AがBに無断でCに貸していた場合は、無断転貸借であるので、Bから借地契約を解除されるおそれがある。(53-10-1)
平成18年問題
AはBとの間で、平成16年4月に、BがCから借りている土地上のB所有の建物について賃貸借契約(期間2年)を締結し引渡しを受け、債務不履行をすることなく占有使用を継続している。この場合、Bが、Cの承諾を得ることなくAに対して借地上の建物を賃貸し、それに伴い敷地であるその倍地の利用を許容している場合でも、Cとの関係において、土地の無断転貸借とはならない。(18-14-1)
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