共有とは

共有とは、共同所有の略です。所有権は1つの物を1人で所有しているのが基本です。しかし、1つの不動産を夫と妻が共同で所有しているような場合もあるでしょう。
というか、最近分譲マンションを購入される方は夫婦共有名義が多いのではないでしょうか。
共有物の持分
共有の場合、各共有者にはそれぞれ割合的な権利として持分という概念があります。その共有物についてどれくらいの割合で支配をしているかということです。
持分は各共有者の協議で自由に決められます。しかし、基本的には例えば出資した割合によります。例えば4.000万円の別荘をA1.200万円、Bが800万円、Cが2.000万円出して購入したとすると、持分はAが30%、Bが20%、Cが50%になります。
なお、共有者が持分を定めなかったときなど、持分の割合がはっきりしないときには、各共有者の持分は頭割りで平等な持分になります。
共有者は、共有物の全部についてその持分に応じた使用・収益をすることが出来ます。Aは30%しか持分がないから共有物の30%しか使えないのではありません。
例えば購入した家が3LDKだったとしますと、30%の1部屋分しか使えないのでは無く、全部について使用・収益が出来ます。
実際は年間で何日使うなど日割りの形でしょう。先ほどの例ですと1年間の内Aが30%でBが20%、Cが50%というように使用する形になります。あに?うちの宿六亭主には押入れで充分だ?辛いね・・亭主は。
過去問
甲は、乙、丙と平等の割合で土地を共有している。甲は、その土地の全部につき、その持分に応じた使用をすることができる。(52-4-4)
ヒント 全部について持分に応じた使用が出来ます。